Apr 27, 2006

米作りは人さえいれば土壌も水も関係ない?

『美味しいお米は「人」が作る』と聞けば,最初は「当たり前じゃないか」と思うかもしれません.しかしよく考えてみると非常に違和感を覚えます.これは自然に対する人間の驕り(おごり)そのものではないかと.この報告では,お米の食味を決める最も大きな要因は,土壌や水ではなく地域の「人」であるとしています.さらに,たとえ土壌や水の条件が良くても「人」がいなければよいお米は得られないとまで言及しているのです.確かに「人」のサポートなくして美味しいお米が実る稲は育たないでしょう.でもそれはあくまでも「サポート」なのだと僕は思います.根底にあるのは,元々自然界に生まれた稲,自然界に存在する土壌,そして水ではないですか.土壌や水が悪くても,すぐれた「人」がいれば美味しいお米が得られるということを平気で宣うこの著者というのは,本当に美味しいお米を知っているのでしょうか.

僕が美味しいと思うお米というのは,僕が昔から食べ続けている新潟のお米です.ではこの著者が言う「美味しいお米」とは一体何のことなのか.この著者がいう美味しいお米というものを是非とも食べてみたいという衝動に激しく駆られた次第です.

美味しいお米は「人」が作る―農産物マーケティングの講演会より


Posted at 13:48 in 主張・考察・その他 | Permalink | No Comment | | edit

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