フィンランドのサンタクロースが日本にやってきました.VIP待遇で.しかも飛行機で.彼はクリスマス・イヴまでの5週間,日本に滞在するのだそうです.グリーンランド国際サンタクロース協会が認定した公認サンタクロースは世界中に約180人存在し,実は日本にも1人います.それがパラダイス山元なのです.「ウ~マンボ!」や「ア~ウッ!」のかけ声でおなじみですが,「いいとも」の流れでついつい見てしまう「ごきげんよう」のオープニングテーマを演奏し,その中で自ら「ア~ウッ!」とかけ声をかけていることの方が有名かもしれません.ちなみにパラダイス山元は公認サンタクロースの中で一番若く,昨日19日で43歳になったのだそうです.
パラダイス山元のサンタクロースとしての一年は割と暇っぽいですが,パラダイス山元としての活動は逆に割と忙しそうです(日本の公認サンタクロースの一年).つい最近はまたタモリ倶楽部に出演されていたし,榊原郁恵と共に女性用毛染めのCMにも出演されています.もともとは富士重工のカーデザイナーだったことはついさっき知りました.ラテンパーカッショニスト,マン盆栽創始者・家元,餃子王(タモリ倶楽部で以前タモリと餃子対決をしていました),などなどたくさんの肩書きを持つわけですが,非常に和洋折衷なことがわかります.特にラテン音楽とサンタクロースは相反するもののように感じられます.しかしそんな壁を越えた活動範囲の広さ,懐の深さは尊敬に値します.
それにしても「国際サンタクロース協会」というのはちょっと嫌だなぁと思います.なぜならサンタクロースを資格制にして,あたかも職業みたいな捉え方をしているようだし,もっと言えばサンタクロースの労働組合みたいなイメージが感じ取れるからです.サンタクロースというのは基準さえクリアすれば誰でもなれるというのではなくて,ある種の血統を持った一族から成る象徴でしかるべきだと思うのです.分かりやすくいえば日本の天皇みたいな.しかしまあ「グリーンランド国際サンタクロース協会が認定した公認サンタクロースの役目は長老サンタクロースのお手伝いをすること」(公認サンタクロースとは?)ですから,長老サンタクロースというのが僕が言うところのいわゆる「象徴」なのかもしれません.で,パラダイス山元を含む公認サンタクロースは宮内庁職員のようなもので.ということは各家庭における子供の親は,宮内庁職員から業務委託を受けた孫請け業者,またはフランチャイズの従業員ということになりますね(直轄ではない).そう考えれば僕としてもまあ折衷案的な感覚で受け入れることができ・・・いや,やっぱりできません.サンタクロースという夢のあるイメージの存在から急に生々しい現実感を覚えることへの抵抗感は拭い去れないのです.
国際サンタクロース協会に所属するサンタクロースたちは,21世紀における自らのあり方を,1月から11月までの11ヶ月間かけてじっくり話し合うべきではないかと思います.最近の子供は鋭いですから(醒めていますから),しっかりした論理に基づいた存在でないと,ブラックボックスをズバッと突かれた時にサンタクロースという存在は音を立てて崩れ落ちるでしょう.
親:サンタさんに何をお願いするの?
子:本物のサンタ.
みたいな会話が成立する可能性は高いのです.
サンタクロースがフィンランドから来日 全国各地を回る
関西空港に19日、フィンランドからサンタクロースが来日した。乗ってきたのはトナカイではなく、フィンランド航空の「サンタクロース号」。機体に巨大サンタが描かれた特別機で、クリスマスシーズンに世界中を飛び回る。
午前10時、関空に到着したサンタクロースは、客室乗務員らとタラップに姿を見せ、大きく手を振って出迎えに応えた。サンタは、クリスマスイブまで日本に滞在し、全国各地のイベントに参加する。
<関連リンク&エントリー>
・パラダイス山元の公認サンタクロース、ライフ。
・サンタクロースサイト(公認サンタクロース日本代表)
・マン盆栽パラダイス
・パラダイス山元インフォメーションサイト
・サンタクロースハウス(2004年9月15日)
・クリスマス(2005年12月25日)
HoHoHo〜
楽しく拝見させて頂きました。
私も高校生まで北海道に住んでいました。
サンタクロースを信じられなくなる世の中って寂しいものです・・・。
公認サンタクロースは、みんながんばっていますよ。
まきこむ人さんも、いつかタモリ倶楽部にでる夢がかないますように・・・
パラダイス山元さんご本人からコメントがいただけるなんて夢のようです!ネットの世界のことですから,なかなかご本人かどうか信じがたいのですが,サンタクロースを信じられなくなる世の中が寂しいのと同じで,ご本人と書かれてあってもそれが信じられないのは寂しいと思うので,今回は思いっきり信じることにしましたw.
本文中にも書きましたが,一般論として今の子供にはドライで醒めている人が多いという印象を,少なくとも僕は持っているのです.この裏返しが,犯罪の低年齢化にも結びついているのではいかとも.しかしそのまた裏を返せば,そのような子供が増えつつある根源は親を含む大人の責任だと思うのです.仮に子供たちが誰一人サンタクロースの存在を信じなくなったとしたら,その世界は終わったも同然だと思います.子供たちに今一番欠けていると思われる「夢」を与える立場として,これからも活躍してください!今回いただいたコメントは,僕にとっては忘れられないクリスマスプレゼントとなりました.ありがとうございました!
サンタさんはいるよ
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