かぐや姫の名曲「神田川」で描かれている世界は,風呂無しでトイレは共同(と思われる)の小さな下宿です.この曲が誕生した1973年頃は,このようなスタイルの下宿,あるいはアパートが一般的だったはずです.時代は変わって平成の今.風呂付きトイレ付きのアパートは当たり前となりました.東京では風呂とトイレがいっしょになったユニットタイプが多いのかもしれませんが,僕がいま住んでいる北海道の田舎では,一つの部屋の中で風呂とトイレが別々に配置されているアパートが主流です.トイレはもちろん水洗式で,形は洋式.しかしシャワートイレではないのです.
安アパートでも風呂付きトイレ付きが当たり前になったように,シャワートイレ付きが当たり前になる時代はいつ頃到来するのでしょうか.今の子供は小さい時から実家でシャワートイレを使っている世代ですから,一人暮らしを始めた際,トイレにシャワー機能がないと激しく不安になってしまい,満足に用が足せないかもしれません.神田川世代の諸先輩方にすれば「何を生ぬるい事を言ってるんだ!」と怒り心頭に発してしまうでしょう.しかしこうやって日本人の「生きる力」が日々低下しているのは事実なのです.ちなみに僕もシャワートイレが大好きです.
洋式トイレは1959年に旧日本住宅公団によって導入されたことがきっかけとなり,日本中に普及しました(via 日経トレンディ10月号).その後トイレは時々刻々と進化を続け(例えば),今ではMP3便器まで登場する始末.洗浄水量のさらなる節約など,まだ改良点は残るものの,開発はほぼ飽和状態に近づいていると言っていいような気配を感じます.個人的には新幹線や飛行機のトイレを何とかしてほしいです.水を流す時の「ズゴーン!」という衝撃的爆発音が恐すぎですから.
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