ビートたけしがビートきよしに誘われて約30年前に結成したツービートという漫才コンビは「二人の天才」という意味で命名されたという噂があります.砂糖の原料になる甜菜(てんさい)はビート(sugar beet)だからです(ただツービートのアルファベット表記は「two beat」が正しいようなのですが).昔「天才たけしの元気が出るテレビ」という番組がありましたが,この「天才」も「甜菜」からとっているのかもしれません.そうだとすれば,読み替えると「ビートたけしの元気が出るテレビ」になります.
ビートたけし(北野武)の天才ぶりは,今となっては多くの人が認めるところでしょう.ところがビートきよしに関しては天才と言われる所以がよく分からないのが正直なところです.しかし「うなずきトリオ」を思い出してみれば,その非凡な才能を少なからず垣間見ることができるのです.
うなずきトリオは「B&B」と「ツービート」と「紳助・竜介」の目立たない方で結成されたトリオグループです.とは言っても,リーダー格のビートきよしが事ある毎に「よしなさいって!」と突っ込んでいたこともあり(かどうかは知りませんが),それなりに人気はあったのです.それを裏付ける証拠は,1982年1月1日に発売された「うなずきマーチ」の作詞・作曲者名にあります.なんとあの大瀧詠一が引き受けているのです(カップリングの「B面でうなずいて」も同様).当時はザ・ぼんちの「恋のぼんちシート」など,漫才ブームで一世を風靡した芸人が次々に曲を出し,ひょうきんベストテンに登場したりしたわけですが,うなずきトリオも一世を風靡した者の仲間入りを立派に果たしたのです.結成したはいいけど世の中に出る前に解散する漫才コンビが五万と居るのだから,その中で一世を風靡するまでに至ったうなずきトリオは,どう考えても非凡であったといえるのです.
蛇足ですが,紳助・竜介の竜介さんの名字は松本というのだそうです.日テレ系列で今も放送中の松紳(昔は松本紳助という番組名)は,ダウンタウンの松ちゃんと島田紳助の「松紳」なのですが,紳助・竜介時代にもすでに「松紳」はあったのですね.ということに先ほど気付き,一人で喜んだ次第です.
■天才・たけしの元気が出るテレビ !! ビートたけし SELECTION

■現在取り扱い不可とのことですが面白いので紹介w

<参考リンク&関連エントリー>
・ビートたけし
・ツービート
・テンサイ
・ザ・ぼんち
・質の低下が続いたお笑い番組の25年史(2006年1月9日)
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