僕の数少ない女子の友達が立派な梅干しを持ってきてくれました.28歳の女子が梅干しを持ってきたことにまず驚いたわけですが,それを自分で漬けたのだということを聞いて更に驚いたのでした.梅干しを漬けるという行為そのものが素晴らしい事は言わずもがな,そういった日本の伝統的な文化を自らで再現し,自分のものにしようとする姿勢が見事であり,価値があり,それはもう尊敬に値します.手間暇や技術的なことを考えたら,結果的にはスーパーやネットで既製品を買うより割高になるだろうし,だったら安くそれなりにおいしい出来合いのものを買い求めてしまいそうになりますが,それでは梅干しを作る行程が欠落しているため,根本的な部分においてダメなのです.とにかく,彼女はただ単に自分が漬けた梅干しを持ってきてくれただけだと思いますが,それを貰った僕はいろいろと考えさせられたのでした.

「食育」という,実は僕がいまいち理解できないことが国会でも世間でもそれなりに注目されているのは(一人歩きしている感も大いにありますが),食事が人間形成の中で重要な意味を持つからなのだと思います.その中には,食卓に並ぶ料理やその料理の材料がどのように育てられたり栽培されたりしているのか,という過程を学ぶことも含まれているのかは知りませんが,もしそうだとしたら,キーワードとしての「食育」をよく分かっていない僕でも,それはもの凄く重要な事だと思います.海の中にアジやホッケの開きは泳いでいないし,ジャガイモはリンゴのように木の枝に実らないし,梅干しは「梅干し」として初めから自然界に誕生するものではありません.はっきり言ってこれは常識です.でも常識が常識として通用しない時代になりつつあるのです(食以外のところでは,例えば人は死んでも生き返ると本気で思っている子供が驚くほど多く存在するという事実があります).今の小中学生の親(つまり我々の世代)辺りから本格的にヤバくなっているのは周知の事実.常識の無い親からは高確率で常識の無い子供が育ちます.そして以降,この悪循環は続くのです.名門私立校や一流大学の入試には「梅干しの作り方」を問う問題は出ないでしょうけど,因数分解や微積なんかよりずっと大切な知識のはずです.子供を塾に通わせ,まるで軍隊のように頭に「必勝合格」と書かれた”はちまき”を巻いて正月返上で勉強させるのもいいですが(僕に子供がいたら絶対こんなアホなことはさせませんが),親子で梅干しを漬けてみるのもいいと思います.
せっかく貰った梅干しなのに,梅干しの味についての言及がないのは不自然ですから以下に少し書きたいと思います.最近の市販の梅干しは,極端に塩気がきつかったり,逆に甘かったり,はたまたカツオ風味だったりと変に小細工がなされているものが多いですが,彼女が漬けたこの梅干しはそういったものが一切ない正統派な代物でした.焼酎のお湯割りに入れて飲んだら絶対おいしいだろうけど,それは何となくもったいない気がして未だにやっていません.やはりそのまま食べるのが一番だと思います.ちょうど地元(新潟)から送ってもらった日本酒があるので,それの肴としてチビチビやっています.
トラバってみました。
結構見に来ていただいてるようで
ありがとうごじゃります。
日々の日記なので
内容はないのですが。。。
昔の日記とか結構恥ずかしいんだよね??。
あはは??。
ぶっちゃけ毎日見てますw.昔のエントリは,これからじっくり見ていくので覚悟してね(ウソですw).
梅干しですが,本当においしいです.どうもありがとう!
あーそれから,「から」という記号が文字化けしてしまうんです.すいません.原因は不明で,修正する気もないので,できれば「ー」を使ってください.
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