Mar 31, 2006

英単語に見る美容整形のむなしさ

この前ある方々と飲みに行ったとき,もうかなり酔っぱらった時点でなぜか整形の話題になり,ちょっとだけ盛り上がりました.酔っぱらい達のその時の結論は,「女の化粧とか男の育毛もすべて整形なのだから,プチ整形を含む美容整形が悪のような言い方をするのはおかしい」というものでした.僕は整形をした本人がそれで人生が明るくなるなら別にいいと思うのですが,結婚して子供ができたとき,自分と違う顔の子供が育つわけで,そのときに問題にならないのかなぁ,といういらぬ心配をしてしまうのですが,そのときは「じゃあ子供も整形すればいいじゃん」みたいなグチャグチャな結論になったのです.酔っぱらっていましたからね.でもいま一度よく考えるとやっぱり心配しうる事で,例えば顔相と手相が合わなくなったりするだろうし,親と一緒に歩いても顔が違うから親子には見えなくもなるだろうし,やっぱりあまりいい事だとは思いません.まあ人それぞれ考え方が違うし,美容整形外科が儲かっているということは整形を後ろめたい行為だと思っている人が少ないという証拠ですから,みんな好きなように工事すればいいとも思います.ちょっと前は整形がテーマのテレビ番組もあって,堂々と全国放送で自分の変わりゆく顔を映している素人もいましたし.まあ僕に限っては絶対にしたくありませんけどね.

で,先ほど何気なく「整形って英語でなんて言うんだろう?」と思い立ち,調べてみたのです.すると面白いことが分かりました.美容整形は英語で「vanity surgery」なのですが,surgeryが「外科,手術」という意味である一方,vanityという単語には「虚栄心,うぬぼれ,はかなさ,むなしさ」などという意味があるのです.うぬぼれの手術.はかない手術.むなしい手術.これが美容整形なのです.自分の親の顔と自分の顔がいきなり違うものになったら.自分と違う顔の子供が育ったら.昔のアルバムにいる自分と今の自分が違う顔だとしたら.整形をして自分が満足する顔を手に入れたとして,それが本当に幸せな事なのか.この英単語から改めて考えさせられました.

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Posted at 01:58 in 主張・考察・その他 | Permalink | No Comment | | edit

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