Jun 11, 2007

気象予報士と天気予報士

ドイツの有名な気象予報士が薬の服用により冷静さを失い,自分を「ばか」と呼んだことがハプニングとして扱われていますが,日本には薬を飲まなくても冷静さを失っている気象予報士がいるので,とにかくドンマイと言ってあげたい気持ちでいっぱいです.気象予報士としての石原良純氏には賛否あろうかと思います.しかし日本で気象予報士の名を広めた功績は認めて良いと思います.とは言っても,未だに天気予報士と言っている人はいますけどね.

ドイツのTV局、天気予報のNGシーンを誤って放送

ドイツの国営テレビARDで、有名な気象予報士が冷静さを失って自身を「ばか」と呼ぶNGシーンが、技術者のミスで放映されてしまうハプニングがあった。

この気象予報士は9日付のビルト紙に対し、その日は薬を服用していたため、間違いのないよう天気予報の録画を行っていたと説明。「3回続けて間違えて頭に血がのぼってしまって。雲は東からだけだった」と話している。

気象庁はあれど,一般の人になじみ深い用語は気象より天気でしょう.気象予報士は気象台の予報官とは違うのだし,明らかに気象台の設立より後発なのだから,分かりやすく天気予報士にすればよかったような気もします.まあ気象があっての天気なので,「気象を予報する人」とした方が広義に解釈できるため,何かと都合は良いのでしょうけどね.ちなみに,気象と天気の違いを語弊があるのを覚悟してひと言で表すならば,時間の区切りが無いのが気象で,時間で区切られているのが天気であるように思います.今日の天気,明日の天気,一週間の天気(週間予報)など,天気はある特定の時間で区切られた気象現象であり,しかも晴れ,曇り,雨の3つを組み合わせた単純な表現(分かりやすい表現)がなされています(冬は雪なんかも入りますが).「複雑な気象現象を単純化したものが天気である」とも言えるかもしれません.単純化するのは気象台の予報官であり,気象予報士であります.

ついでにもう少し書くと,データと情報は違います.データは数字の羅列.情報はデータを解析した結果.つまり晴れとか雨というのは情報で,「どうして晴れなのか?」といった根拠となるものがデータ(気象情報の生データ)なわけです.しかし一般の人がデータを見ても,何のことだか理解できません.だから専門の人(気象台の予報官や気象予報士)がそれを情報へ変換するのです.最近の天気予報では,気象予報士やお天気お姉さんにより天気の根拠も説明される場合が増えていますが,「明日は晴れるのか,それとも雨なのか,どっちなんだ?」ということだけを知りたい人にとっては,天気予報は非常にありがたい情報源と言えます.外れることも多々ありますが,それでも日本の天気予報は世界的に見れば的中率は高い方なのではないかと思います(根拠はありませんが,何となくそんな気がします).


Posted at 22:17 in 主張・考察・その他 | Permalink | No Comment | | edit

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