Jun 07, 2005

ルフィーもビックリ 中国の海賊版事情

「海賊版蔓延が招いた新たなカルチャー」と題して,ITmediaが中国のデジモノ業界を斬ったコラムを掲載しています.筆者が訪れた中国のカラオケ屋に設置してあったカラオケマシンが実はPCで,歌詞を表示するムービーはFlashで作られていたそうです.しかも曲入力中にマシン(PC)がフリーズしたんだとかw.これだけでも驚きなんですが,もっと驚くことは中国におけるFlashの位置づけです.街頭の巨大スクリーンや路線バスの中にある乗客向けテレビモニター広告なんかにもFlashは使われているそうです.つまり人々の日常生活にとけ込んでいるわけですね.これだけ聞くとちょっと微笑ましいエピソードなんですが,実態はとんでもないことになっているようです.これだけFlashが普及しているというのに,Flashの正規版パッケージが店頭にならんでいないんだそうですよ.これはもっともっと驚くべきことです.

Flashと同様に爆発的な普及を遂げたのがMP3だそうです.「MP3の海賊版」とは,MP3ファイルが何百曲も収録されたCDや,Webサイトにアップされたまま放置されている膨大なMP3ファイルのことです.ちなみに同CDは簡単に購入可能だそうです.MP3蔓延の陰には,シリコンオーディオメディアプレーヤーがあるそうです.これは「安かろう遅かろう」のメモリといくつかのチップで作れてしまうそうです.よって中国国内における膨大な数の零細企業がこのプレーヤーの製造販売に携わっているんだそうですよ.この実態から「海賊版蔓延は国家ぐるみの政策」ともとれますね.偏った愛国主義政策や,それによって生じた(生じさせた?)反日デモと同類といえるでしょう.

中国のネットユーザーの大半が模倣品を抵抗なく利用しているというアンケート結果がありますが,これで注目すべきところは中国人の意識レベルの低さではなくて,むしろ模造品を抵抗なく利用できる環境が中国国内にあるという事実だと思います.国のレベルが低いから国民のレベルも低いのか,またはその逆なのかはよく分かりませんが,理由がどうであれ低レベルなのは事実です.中国経済の発展にも影響するだろうし,何より国際的に見て印象が悪いと思いますね.この話の流れだと,個人的にはすぐに「オリンピック開催が決まっているというのにもっとしっかりしなくちゃ・・・」と続けたくなるんですがw,まあそれとこれとは話が別でしょうね(でも少なからず関わってくるとは思いますが).

中国は自分の国でやらなきゃいけないことが山積みなクセに,よくもまあ他の国にいちゃもんをつけますね.その内容が本当に”いちゃもんレベル”だから呆れます.だけど彼らに対する最近の町村外相が熱くてイイですw.なんだか胸がすく想いですww.「ごまをするから日中関係がおかしくなる」とかね.「腰抜け外交」で有名だった日本に救世主が登場しました(半分本気で半分冗談w).詳しくはぐっじょぶろぐさんがまとめていますので,よかったらご覧ください.

中国の大地で輝くFlash文化 (1/2)

中国ではFlashが日本では「ありえねー」ほど大人気。でもその影にはやっぱり海賊版が見え隠れする。Flash文化で海賊版を一掃する手立てはないものか?


Posted at 23:10 in ネット・デジタル | Permalink | No Comment | | edit

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