僕が所属している研究室グループのウェブサイトをリニューアルするにあたり,他の主な大学や研究所の研究室のウェブサイトを参考にしようと色々見ていたところ,未だにフレームが使われたサイトが結構あることに気付きました.CSSが使われていないサイトや,ページの体裁を整えるためにtableが使用されている例もたくさん見受けられました.フレーム(frame)要素はXHTML1.1では使えなくなったことからも分かるように,あまり良いものではなく,少なくとも僕は好きではありません.各ページへ正しくリンクできない時点でもうダメです.ブログが流行り,パーマネントリンクという概念が世に浸透したら尚更そう思うようになりました.CSSは,使われていなくても別にいいのですが,読者の立場からすると横に長い文章は読みづらいので,できればそれをCSSで対処してほしいと思います.で,これをtable要素でやってしまうのは間違い.これはあくまでも表を作成するためのもので,ページの体裁を整えるためのものではないからです.
というわけで,30サイトくらいを巡回し,実質参考になったのは僅かしかなく,研究室のウェブサイトにおいてはWeb2.0なんてほとんど無視されていることがよく分かりました.そのようなサイトばかりを見ていると,何だか自分が浦島太郎にでもなったような錯覚に陥りました(この場合は「逆浦島太郎」と言うのが適切かもしれません).PerlやPHPで書かれたブログがこれだけ蔓延ると,HTML(またはXHTML)で書かれた,いわゆるウェブサイトというのはあまり維持管理されなくなるのでしょうか(ブログに比べて維持管理が面倒くさいし).しかしウェブサイトはその研究室(機関)の顔とも言えるので,あまりにも時代遅れが甚だしく酷いなら,かえって存在しない方が良いのです.やっている研究は最先端のことなのに,それを紹介するウェブサイトが激しく古くさいというのは恥ずかしいではないですか.逆に存在させたいのなら,最低限のデザインと内容を保つべきと僕は思います.体裁やデザインのブラウザ依存性を無くすとか,その研究室が取り組んでいる事を簡単に記述し分かってもらえるようにするとかなんとか.これは必須事項の最低限です.
コツコツとテキストエディタでHTMLタグやCSSを書いていく作業は,たまにやると面白いものです.研究室のウェブサイトの管理なんて,本来であれば学生のやる仕事ではなく,アカポスのパーマネント職員がやるべき事ですが(だって彼らは安定した立場に居て,しかも給料を貰っているのだから),僕はこうゆうのが好きなので良い気分転換になっています.ブログしかやったことのない今どきの学生など,研究室のウェブサイトにも手を出してみてはどうでしょうか.というか,まず自分が所属する研究室のウェブサイトをチェックしてみることをオススメします.満足できる作りになっていますか?今のウェブの世界から取り残されていませんか?
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