ジャワ島で起きた地震による被害は依然として拡大中で,死者はとうとう5000人を超えました.震度の割に被害が大きい背景には,情報の誤報や錯綜,家屋の強度不足などがありました.各国同様,日本も巨額の無償支援を決めたようです.そのお金を,未だに苦しむ中越地震の被災者へ充てられないものかとは少々思ったのですが,国として致し方ない決定なのだと思います.
それはさておき,注目すべきは今後の復興についてです.いくらお金や物資を支給しても,人力がなければ早急な復興は難しいのです.かといって多くの人がジャワ島になだれ込んでも邪魔なだけ.必要な人材がスマートに現地へ乗り込み,的確な行動を取らねばなりません.しかしそのような人たちは日本でも職を持っているわけで,いつまでも現地に滞在して復興支援に携わるわけにはいきません.では誰が適者か,ということになるのですが,例えば日本で罪を犯した者を観察付きで現地へ派遣するというのはどうだろうかと思うのです.日本において,一連の耐震強度偽装問題で御用となった人たちや,医療ミスやセクハラで辞職した医師,キレる子供に嫌気がさして辞職した教師,それからインターネット業界で不正を行い牢屋で痩せて出てきた人などは,罪人である傍ら皆その道のプロなのです.彼らをただ牢屋に閉じこめておいたり,浪人の身分でほったらかしておくのはもったいないという発想は無理でしょうか.彼らを数年間に渡り「ジャワ島で復興支援に全力を尽くすの刑」に処すことができれば,早期の復興が望めるだけでなく,震災前よりすばらしいインフラの形成が期待されます.また「日本はいつもお金だけ」という国家レベルでの「冷たいイメージ」の打破も考えられるのです.
とまあ,一応書いてはみたものの,中国や韓国や北朝鮮あたりならあり得る話でも,いまいち煮え切らない日本では絶対に無理な構想だと思いました.しかし,もし日本でこのような構想がまかり通るようになったなら,日本の外交政策は革新的進歩を遂げたと言えるわけで,例えば一向に解決の兆しが見えない北朝鮮による拉致問題の解決へ向けた急速な進展も大いに期待できると思ったのでした.
ジャワ島地震、死者5千人超す
インドネシア・ジョクジャカルタ特別州の当局者は29日、同国ジャワ島中部で27日早朝に発生した地震による死者が少なくとも5115人に達したとロイター通信に語った。少なくとも2万5千戸が全壊し、がれきの下にはまだ行方不明者が多数いる模様だ。国際機関や各国の支援活動はようやく始動したところで、被災者からは一刻も早い救出や援助を求める声が上がっている。
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